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エンペシドクリームの使い方は?塗布するタイミングと塗布してはいけない場所についても解説

エンペシドクリームは、膣カンジダ症に効果を示す外用薬です。成分にはクロトリマゾールが1g含まれており、この有効成分によって、真菌の細胞膜を構成しているエルゴステロールの生成を阻害し、真菌の細胞膜の機能を低くするので、抗菌作用を発揮することができます。エルゴステロールは、菌類だけが持っている成分であり、動物の細胞にはありませんし、人間はコレステロールを利用しているので、クロトリマゾールを皮膚や外陰部に塗布しても、人間の細胞を壊すことはありません。

エンペシドクリームの使い方は1日2回から3回、適量を薄くのばして、症状がある部分に塗ります。症状に応じて1日2回か3回かを決めますが、もし2回に設定するなら朝と夜に、3回であれば朝と昼、そして夜と1回ごとの間隔をあけることが大切です。なお量としては、1回につき約2cmを目安にしてください。

塗ってはいけない場所としては、エンペシドクリームは外陰部に作用する薬であるので、膣内や眼といったデリケートな部分に使用することはできません。特に外陰部に塗る場合、膣内に入りやすくなるので、入らないように気を付ける必要があります。エンペシドクリームは、皮膚に対しての効果があるので、膣内に塗っても効果を得ることはできず、逆に炎症を起こしてしまう危険性もあるので注意が必要です。さらに外陰部であっても、傷がある場合はエンペシドクリームを塗らないようにします。

注意点は、入浴後に使用する場合は十分に乾かしてから使用する、エンペシドクリームを使用している時はタンポンやウォッシュレットは使用しない、他の塗り薬を併用しないなどがあげられます。刺激を与えないことが早く治る秘訣でもあるので、クリームを塗った後は蒸れないように注意し、通気性の優れた下着を身に着けるようにします。

エンペシドクリームは、発疹を伴っている外陰部のかゆみに効果があります。大変やわらかく伸びるタイプのクリームであり、刺激やにおいなどはありません。エンペシドクリームの使い方として薄くのばすことが大切であるので、必要以上に多く塗るのは控えてください。そしてエンペシドクリームは、妊娠3か月以内や妊娠をしている可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された時だけ使用することができます。これは妊娠中に使用することに対して、安全性が確立されていないためです。妊娠中においてもホルモンバランスに変化が生じるので、カンジダに感染することがあるので、ストレスをためないように生活することが大切になります。