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エンペシドクリームはカンジダに効く!抗真菌作用でカンジダを治そう

カンジダはカビの一種で常在菌であり、健康な人にとっては何の悪さもしない菌です。ですが、繁殖しやすい環境にあると途端に大量に繁殖してしまい、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。カンジダは口腔内と膣内に症状が出やすいのですが、再発しやすいという特徴があり、多くの人が再発をすることがわかっています。一般的には性器に起こりやすいと認識されていますが、性器に限らず摩擦がおきやすく湿った場所であればどこにでも発症することがわかっています。赤ちゃんのおむつの蒸れで起きる乳児期静菌性紅斑や爪の周辺に起こる爪囲炎、手の指と指の間に発症する指間びらん症もその仲間となります。

このようなカビの増殖を抑えるには、抗真菌薬を使用します。カンジダに効く抗真菌薬にエンペシドクリームがあり、エンペシドクリームは、クロトリマゾールが主成分でイミダゾール系外用薬です。日本においては1976年に販売が開始されました。現在では要指導医薬品ではありますが、薬剤師のいるドラッグストアでも購入することができます。この成分は白癬菌や癜風にも効果があり、効き目が強いのできちんと使用することで症状を抑えることができます。

エンペシドクリームの成分であるクロトリマゾールは、膣錠タイプのものもあります。膣錠のものは膣カンジダ専用の治療薬になり、臨床試験でも88.5%の人が外陰部のかゆみと腫れが改善されたと結果がでました。エンペシドクリームの場合においても、作用が強く働き真菌の成長と増殖を抑えるので、カンジダや水虫に効果があり、幅広く使用されることが多いです。膣カンジダ症の場合、外陰部の症状の治癒と緩和の効果があるので、膣錠タイプと併用して使用されることもあり、より早くに症状を軽減することができます。ただし、エンペシドクリームの抗菌作用は、外陰部に感染してしまったカンジダ菌だけであり、膣の中で繁殖している菌は殺菌することはできません。

エンペシドクリームの副作用には、塗った場所の刺激感や発赤、紅斑やびらん、熱感などがあげられ、主な副作用は刺激感や発赤といったものになりますが、このような副作用が出るのは大変まれであり、重篤な副作用は確認されていません。ですが、びらんや熱感、紅斑などが生じた場合は使用を中止し、医療機関を受診するようにしてください。

カンジダは外陰部分のかゆみだけでなく、膣内にもさまざまな症状が起こることが多いです。そのため副作用の少ないエンペシドクリームと膣剤とを併用することによって、より治療効果を上げることができます。