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カンジダを放置するとどうなる?強いかゆみや大量のおりものが出ることも

カンジダの場合、性感染症というイメージがあるためデリケートゾーンに違和感があったとしても、なかなか病院に行かれないことがあります。実際のところ、60代や80代でも菌が繁殖してしまうことは多く、女性ホルモンであるエストロゲンの減少によって引き起こされています。カンジダは性感染症ではなく、風邪のように誰でもなる症状ではあるのですが、おりものや膣にかゆみが起こることからこのようなイメージがついてしまい、受診を遅らせる原因となっています。さらに、受診への抵抗と、恥ずかしさからも病院に行くきっかけを逃しており、おりものやかゆみがあった時に、病院に行ったことがある人は20%ほどと低くなっているのが現状です。

カンジダの初期症状は、外陰部や膣のしつこいかゆみです。この段階で治療を開始すると早期に軽減していくのですが、そのままにしておくと酒粕のようなカッテージチーズのようなおりものが出てきてしまい、やがて膣内はカッテージチーズ状のおりものでいっぱいになってしまったり、外陰部分も炎症を起こして赤く腫れたりしてしまいます。かゆみによって無意識にひっかいてしまうこともあり、皮膚に傷がつくことも多いです。あまりに放置してしまうと、炎症の範囲が広がり、足の付け根や肛門にまで炎症が進んでしまうことがあります。初期の段階では無臭であることが多いので、おりものの臭いというよりも、状態を見たほうが良いでしょう。

女性にとっておりものは、健康のバロメーターとも言われており、膣内に存在する病原菌を排出したり老廃物を取り除いたりする役割があります。単に生理周期に合わせて出ているのではなく、膣内の環境を整えるために出ているので、少しでも異常がみられる場合は体になにかしらの変化が生じているということになります。
膣カンジダのように常在菌が繁殖し、カッテージチーズのようなおりものが出ている時は、明らかに異常であり、すぐに対処しなくてはなりません。潜伏期間などもなく、体調の変化によって発症することが多いので、体調が悪いとき、生理の前後は特に注意してください。

放置すると大量のおりものが出て、自分では対処できなくなります。かゆいからと外陰部を石鹸で強く洗うと刺激を強く感じ、炎症が悪化してしまい感染が拡大してしまう可能性もあります。初期であればしっかりと睡眠をとり、蒸れに気を付けると軽減していきますが、おりものに変化がある場合は放置してはいけません。膣カンジダに感染し、おりものに変化が起きた場合、放置して改善されることは難しいといえます。